新築現場に毎日通って,パパまるハウスさんによる30坪平屋建設の様子を写真にとどめています。今回は空調の導入準備に関して書きたいと思います。
最初は考えていなかった全館空調
家の建設で必ず導入される「空調」。これまでは各部屋,リビングなどにそれぞれエアコンや暖房器具を置く,そのようにして空調を整える,それが普通だったかもしれません。
でも,少し前から「全館空調」なるものが登場し,少しずつ普及してきているようです。
わたしは家を建てる計画を始めた際は,あまり空調のことは考えていませんでした。というか,全館空調なるもののことをあまり知りませんでした。
わたしが今住んでいる家は50年ほど前に建てられた家。断熱などないに等しい家。夏は暑く,冬は寒い。50年間,それが当然のことと思って生きてきました。
パパまるハウスの全館空調「Z空調」の金額
さて,パパまるハウスさんに最初資料請求した際に各間取りの金額が書かれていましたが,その金額表には2種類あって,全館空調を取り入れた場合と取り入れなかった場合のそれぞれの値段。
パパまるハウスさんで採用している全館空調は「Z空調」。なんでも,全館空調の中では最も多く採用されている空調システムらしいです。ちなみに,パパまるハウスさんは桧家グループのハウスメーカーです。
わたしがお願いした間取りの家では,Z空調を採用するかしないかで120万円の違い。間取りによって取り付けられる台数が異なるようで,一律120万円ではないようです。
この金額を知った時に,全館空調に魅力を感じていなかった者としては,「採用なし」と思っていました。
Z空調の評判
でも,営業さんが「Z空調の評判はかなりいいですよ」と言っていたので,ここでも建設の先輩方のブログ等を少し調べてみました。すると,
- 「夏は涼しく,冬は暖かい。最高です」。
- 「快適すぎる!家の中のどこでも同じ温度,すばらしい!」
- 「採用して良かった。もうZ空調無しには戻れません」。
など,とても良い口コミが並んでいます。後で付けてもらうことはできないし,同じ後悔でも付けなかった後悔よりも付けたことの後悔の方がいいか,ということで採用をお願いすることに。
たまたまやっていた「Z空調キャンペーン」
そうしましたら,何とその時はキャンペーンを行っていたようで,「今なら50万円割引ができますよ」とのこと。そのチラシがこちら。(クリックすると拡大します)
でも,その時は8月の半ば。そのキャンペーンは8月いっぱいまでなので,その時までに契約が必要とのこと。その時,あと2週間ほどで契約するかどうかを決めなければなりませんでした。
こんな書き方をすると,契約を急がせるためにそう言っていたのでは,と思われる方もいるかもしれませんが,全然そんな雰囲気ではありませんでした。
その証拠に,「9月になると割引額は40万円になります」と教えてくれて,「今月の契約なら10万円分特になります」ということでした。無理に契約を迫っている感じは全くありませんでした。
「9月でも40万円引いてくれるなら,急がなくてもいいか」とも思ったのですが,「どうせ契約するなら安くなるときの方がいいか」と考えて,8月31日に契約。下記の通り無事に50万円引いてくれて,Z空調を70万円で導入できることになりました[赤丸の5の欄]。(クリックすると拡大します)
取り付けられるZ空調について
さて,わたしの家に取り付けられるZ空調ですが,2台のエアコンで家の中全て(リビング,すべての部屋,ホール,玄関,洗面所,風呂,トイレなど)を同じ温度にする形になります。
その2台のエアコンはホールとパントリーの天井に付けられて,天井裏に張り巡らされたダクトから各部屋などに暖かい空気,涼しい空気が送られて家の中を均一温度に保つのですが,その空気の出るところには「ルーバー」なるものが取り付けられて,風量もコントロールできるようになるようです。
棟梁によるZ空調取り付け準備
1月10日,棟梁はそのルーバーの取り付け部分を作ってくれていました。その取り付け部分はこんな感じです。棟梁が一つずつ作ってくださり,取り付けてくださいます。
これが取り付けられるときは横向きになるのですが,実際の取り付け写真がこちらです。
ここから気持ちいい風が出てきて,将来快適な環境を作ってくれる(はず)。
最初は少しためらいもありましたが,今は採用をお願いして良かったと思っています。というか,Z空調無しでお願いしていたら,最大の後悔だったかもと思います。
実際に住み始めましたら,使い心地もご紹介しようと思います。