独身者が新築の家を建てるメリット

家を建てるならある程度若いうちがいい年齢がいってからだとローンも組みづらい,など,家はいつ建てるのがいいか,そうした話題が上ることがあります。

では,家を建てるなら独身がいい,結婚してからがいい,など独身と既婚に関して考えてみました。今回は独身で家を建てるメリットを3つご紹介いたします。

メリット1―建設にお金を掛けやすい

まず,お金の問題です。わたしは独身のため,経験として知っているわけではありませんが,結婚生活にはかなりのお金が必要らしい。夫婦共働きで全体としての収入は多いかもしれませんが,出費も多いようです。それぞれのためにお金を使ったり,夫婦で旅行,外食,レクリエーション,その他のために出費が必要。

さらに,子供ができればさらに家計は大変なことに。子供一人の出産から大学卒業までにかかる費用は,平均で1,600万円ほどといわれているようです。家の値段です。2人の子供がいれば,家2件分。大変な負担です。

その点,独身は費用が掛からない。旅行やレクリエーションなどは相手に合わせる必要がないので,自分だけ我慢できればかなり抑えられます。食費なども同じです。

このように,自由に用いることができるお金は独身の方が多い場合が多いので,建築費用として取り分けられるお金も多い,これがまず一つ目のメリットです。

メリット2―小さい家で済む

次に,家自体も小さくて済む,というのも大きなメリット。独身で住むのであれば,LDKと小さな部屋が一つあれば普通は十分。家自体は1,000万円もかからないで建てられるでしょう。

しかし,わたしの場合は例外的にそうはいきませんでした。家で仕事をしている関係で,作業部屋としてある程度のスペースを確保する必要があったからです。

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でも,単に生活だけできればよいと考える独身者であれば,建設費用をかなり抑えられるでしょう。

メリット3―何でも自由に決められる

そして,三つ目のメリットして,何でも自由に決められる,という点があります。これは非常に大きなメリット。

通常,夫婦であればそれぞれのこだわりがあって,どこに住むか,どのハウスメーカーにお願いするのか,平屋にするか2階建てにするか,間取りはどう,クロスの色はどう,こんなものを置きたい,それはそれはもう大変ではないでしょうか。

そうした話し合いのためになかなか建設計画が進まず,1年たっても全く動き始められていない,なんて書き込みも見たことがあります。

「ここは○○に使いたいから,もっと広い間取りにした方がいい」「オプションの○○は便利そうだから付けてもらった方がいい」。

もしそれが自分の考えと同じであればいいですが,もし意見が異なって,それぞれが強いこだわりを持つ部分であれば,単に決められないだけではなく,険悪な雰囲気になる可能性も

その点,独身はどうでしょうか?全くの自由。反対する人がいません。もしかしたら,営業さんから「それはやめた方がいいですよ」とアドバイス的なことを言われることがあるかもしれませんが,基本的に何でも自由に決められます

その関係で,以前に書きましたが,わたしは様々なコーディネートを速攻で終わらすことができました

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コーディネートの打ち合わせで決めたことを変更する時もしかりです。「ここを○○に変更したいんですが」。営業さんに伝えるだけです。反対を唱える者はいません。楽です。自分の自由に家を建てられる,これは大きな幸せではないでしょうか。

もちろん,夫婦で意見を出し合うのがメリットとなる場合もあるかと思います。自分では気づかなかったことを気づかせてくれる場合などです。

「ここをこうするとこういう時不便だから,こうした方がいいのでは」「あっ,そういわれればそうだな」。

そんなふうに,良い家づくりのためにはいろんな意見があるのもいいものです。

しかし,独身であっても,様々な方の建設ブログを読ませていただくことによって,それらの多くは気づくことができると思います。決して致命的なことではありません。

こうして考えてくると,新しい家の建設ということだけを考えると,独身者が家を建てることには大きなメリットがあると感じます。

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